総合医学研究所 プロジェクト研究センター環境原性視覚病態研究部Division of Vision Research for Environmental Health

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研究室HP

 本研究部門では環境の眼疾患発症への影響についての研究を行っている。現在は電磁波、紫外線に関する研究が進行中である。電磁波については日常の生活環境の中で用いられる異なる波長の電波ばく露による眼部組織傷害を、生体動物眼を用いて検討している。平成28年度からは超高周波電波の眼部ばく露への影響のしきい値を明らかにし、ミリ波帯電波の利用において考慮すべきばく露ガイドラインの根拠を具体的、定量的に明らかにする事を目標とした研究を行っている。紫外線については、マネキン型紫外線センサーを用いた眼部紫外線ばく露の測定やサングラス・眼鏡などの有効性評価、気象条件の異なる国内外の地域での眼疫学調査を行い眼部紫外線被曝と白内障、翼状片、瞼裂斑の関連、小児期被曝の影響について研究を進めいている。
 平成25年度からは東京電力福島第一原子力発電所における緊急作業従事者の放射線被曝量と水晶体混濁発症に関する調査を開始し、現在は全国約2万人を対象とした調査の準備を行っている。

お問い合わせ

TEL: 076-286-2211 / FAX: / Email:

所属者紹介

教授

  • 佐々木 洋 佐々木教授写真

(併)看護学部教授

  • 小島 正美

(併)准教授

  • 福田 正道

(併)助教

  • 初坂 奈津子

主な研究業績

部門別研究業績

  • M. Fukuda, N. Takeda, S. Shibata, N. Shibata, T. Shibata, K. Sugiyama, H. Sasaki: In vitro and in vivo corneal effects of latanoprost combined with brimonine, timolol, dorzolamide, or brinzolamide. Eur J Pharmacol. 789: 43-46, 2016
  • M. Fukuda, H. Sasaki: In vivo measurement of human corneal impedance value. Coenea. 35: 1305-1307, 2016
  • 初坂奈津子 : 紫外線から小児の眼を守る. 小児科. 57: 997-1002, 2016
  • M. Kojima, Y. Suzuki, CY. Tsai, K. Sasaki, K. Wake, S. Watanabe, M. Taki, Y. Kamimura, A. Hirata, K. Sasaki, H. Sasaki: Characteristics of ocular temperature elevations after exposure to quasi-and millimeter waves (18-40 GHz). J. Infrared Millim. Terahertz Waves. 36: 390-399, 2015
  • K. Sasaki, T. Sakai, T. Nagaoka, K. Wake, S. Watanabe, M. Kojima, N. Hasanova, H. Sasaki, K. Sasaki, Y. Suzuki, M. Taki, Y. Kamimura, A. Hirata, H. Shirai: Dosimetry using a localized exposure system in the millimeter-wave band for in vivo studies on ocular effects. IEEE Transactions on Microwave Theory and Techniques. 62: 1554-1564, 2015

主な外部研究資金

  • H27年度 佐々木 洋(代表)
    労災疾病臨床研究事業費補助金:東電福島第一原発緊急作業従事者に対する疫学的研究 5,000千円/年
  • H28年度 佐々木 洋(代表)
    労災疾病臨床研究事業費補助金:東電福島第一原発緊急作業従事者に対する疫学的研究 7,000千円/年
  • H28年度 佐々木 洋(代表)
    超高周波の電波ばく露による眼部等の人体への影響に関する定量的調査 11,838千円/年
  • H23-26年度 佐々木 洋(代表)
    総務省生体電磁環境研究委託事業:眼部への電波ばく露の定量的調査に関する研究 58,685千円